未来日記

漫画データ
未来日記 (1)

「未来日記」
画・作: えすのサカエ
連載期間:2006年〜(連載中) / 掲載誌:月刊少年エース
単行本巻数:4巻 / ジャンル:能力バトル


 (ストーリー)4 (絵)3 (キャラクター)5 (テーマ性)2 (関連・影響)1
 個人的おすすめ度  ★★★

あらすじ・概要
中2の主人公「天野雪輝」は自分の身の回りの出来事を携帯電話に事細かに日記をつけることを趣味のようにしていた。周囲の人間と関わりを持つことを良しとしない彼であったが、自らの空想のなかで作り出した、時空の神「デウス・エクス・マキナ」とその手下「ムルムル」とだけを友人としていた。そんなある日、彼の携帯電話に打った覚えのない記載がなされているのに気づく。そこには予測できないはずの未来の出来事が綴られていたのだ。
やがてデウスの仕業であると知る雪輝であったが、それはデウスが仕組んだ11人の未来予知能力者との最後のひとりになるまで殺しあうゲームの始まりにすぎなかった。

感想
( ´ー`) キャラに萌え、設定に燃える

この作品の魅力はなっといっても暴走するヒロインの存在
本作のヒロイン「我妻由乃」の行動の動機はすべて愛する主人公に向けられており、
主人公を守るためなら人を殺すことすらも厭わない。
そんな無茶苦茶な暴走ぶりが気になって仕方がなくなる…
魅力をもつキャラに仕上がっている。
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めちゃくちゃかわいい反面…4545454.jpg

主人公への異様な執着とこんな恐ろしい顔&行動をみせる。ちなみにこのような性格を持つキャラを「ヤンデレ」という。アニメでは「School Days」の桂言葉や「ひぐらしのなく頃に」の竜宮レナもあてはまる。
ヤンデレとは?(はてなダイアリー)


とヒロインの紹介ばかりしてしまってるが、物語の設定の面白さも本作の特長。
主人公を含む12人の未来予知能力者が最後のひとりになるまで殺し合うという内容なのだが、能力者たちは未来予知ができるといっても自分たちが日ごろつけていた日記の未来(90日先まで)のみを知ることができる。ここが絶妙。
例えば、ヒロインは主人公についての行動日記を携帯電話に常にしたためていたので、彼女は「主人公の行動」しか予知できないという風にそれぞれに限定された未来予知能力が与えられている。そのため能力の性質上、それぞれに相性があり、自分にとって分のあるもしくは分が悪い相手があり、緊迫感あふれる能力バトルが繰り広げられる。
一時世間で物議を醸した「バトルロワイアル」的要素+能力バトルという設定…
正直燃えます

しかしながら、このような設定なので
緻密な戦略を備えた者同士の心理戦を読ませる漫画かと思いきや、掲載誌が少年誌ということもあるのか実はテンポの良い能力バトル漫画という印象が強い。そしてテンポの良さに伴って急な新キャラ登場やキャラの矛盾など展開の甘さ、粗さも若干気になるところ。
これを良しとする否かは読者に委ねられることになるが「デスノート」を読み込んだ人には少々物足りなさを感じてしまうかもしれない可能性がある。(逆にデスノートを小難しいと感じる人にはおすすめ)

ともあれ、まだ4巻出ていないということもあり、全体の評価は今後の展開次第というところもある。主人公を愛し、守ることを誓うヒロインも順当に敵を倒していくとやがて2人だけになり敵同士となる展開は必至なだけに目が離せない。展開次第ではさらに飛躍できる作品だと思う。



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