ef−a tale of memories
アニメデータ
忘れたくない想い、ありますか?
「ef−a tale of memories」 2007年10月〜12月(全12話)
監督:大沼 心 / シリーズ構成:高山カツヒコ
cast:下野紘, 柳瀬なつみ, 田口宏子, 奏勇気, 後藤麻衣
アニメーション制作:シャフト
公式HP:http://www.ef-memo.com/(ストーリー) 3 (キャスト) 3 (音楽) 5 (絵) 5 (テーマ性) 4
原作との違和感…不明 関連…ゲーム(PC)、コミック
個人的おすすめ度 ★★★★+
あらすじ・概要
将来の何になるべきか悩む「麻生蓮治」は無人駅でひとり空を見上げ続ける「新藤千尋」と運命的な出会いをはたす。一方、千尋の双子の姉「新藤景」はクリスマスをともに過ごそうと幼馴染の「広野紘」を待ち続けていたが、紘はその夜に出会った「宮村みやこ」
「蓮治」と「千尋」の出会い、「みやこ」「景」「紘」の出会い、2つのストーリーが並行して展開されるラブストーリー。思春期の心情を独特の演出で表現し賛否を巻き起こしている作品。ちなみに原作(PCゲーム)の続編発売が発表されている。
感想
( ´ー`) 2007年放送されたアニメのなかで最も印象に残った作品
この作品で語らねばならないのはその演出、映像美。
映像のことなんかはよくわからないが、登場人物たちの内面などををこのような方法で表すとは…と毎週釘付けになった作品。
まず演出
例えば、登場人物のひとりが待ち合わせの場所にこない相手に対して、電話をかけまくるというシーン。留守番電話に入れたメッセージをひたすら書き込まれていく。キャラクターの動きの良し悪しでその作品の良し悪しが語られてしまう風潮(ストーリーとは別に)にあるなかでこの手の演出をしてしまえるのはすごいと思った。またこの他にも工夫を凝らした様々な演出がなされており、次はどんなことをしてくれるのかと回を重ねるごとに楽しみになる作品だと思う。
また映像の美しさ、音楽も一品。
原作(ef - the first tale.)OPムービーを担当した「新海誠」を彷彿とさせる風景描写は美しいの一言。その上、「新海誠」作品の音楽を手がける「天門」が本作の音楽も担当しておりなんとも良い雰囲気を醸し出している。新海作品ファンにはたまらない作品に仕上がっている。
一方で映像、演出で語られることも多いが、ストーリーも良かったと思う。(とはいえ演出>>ストーリーだけど)
特に、13時間の出来事しか記憶しておけない少女「千尋」と千尋を好きになってしまった蓮治の話は設定が絶妙だと思う。互いにひかれあうも、ひかれあう故に苦悩し、そして成長していく姿はとても見ていて初々しく清々しさが残った。
左が蓮治、右が千尋
ともあれ、私には色々と楽しめた作品ではあるが、過剰演出・静止画の多用による手抜きという指摘もある。しかし新しいものや斬新なものは常に批判の対象になりうるものだろうと思う。そして、このような作品の存在が日本のアニメの水準を押し上げ、世界の最高水準を保ち続けられる一因となっているのだと思う。
演出の好き嫌いはあるので万人におすすめはできないが、1話だけでもみて違和感を感じないなら是非見てほしい作品。
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