機動戦士ガンダムTHE ORIGIN

漫画データ
機動戦士ガンダムTHE ORIGIN (13)

「起動戦士ガンダム THE ORIGIN」
画:安彦良和 / 原案:矢立肇・富野由悠季 /メカニックデザイン:大河原邦男
連載期間:2001年〜 / 掲載誌:月刊ガンダムエース
単行本巻数:16巻(連載中) / ジャンル:SF・ガンダム


 (ストーリー)4 (絵)4 (キャラクター)4 (テーマ性)3 (関連・影響)5
 個人的おすすめ度  ★★★★

あらすじ・概要
人類は増え続ける人口のためは地球のみならず、宇宙にスペースコロニーを築き居住していた。そんななか地球に最も遠いコロニー「サイド3」はジオン公国と名乗り、コロニーの独立を求め、地球に宣戦布告をする。宇宙世紀シリーズガンダムの起源にして、絶大な人気を誇る「機動戦士ガンダム」を当時キャラクターデザイン・作画監督を手がけていた安彦良和氏がリメイクした意欲作。

感想
( ´ー`) ガンダムファンは必見!

今やガンダムはその人気からひとつの産業、ジャンルと化し、本作品の原作である「起動戦士ガンダム」以外にも無数の外伝的エピソードや多数の原作とはほとんど無関係のガンダムも存在する。そんななかであえて原点に戻って、新たに再構築していこうとする本作品はそれだけで評価に値するのではないかと思う。

内容自体は原作に則りながら、独自解釈で原作において矛盾が生じる箇所を修正・加筆し、また原作では語られることの少なかったファン涎ものの「シャアの生い立ち」や赤い彗星・黒い3連星の名を轟かせた「ルウム戦役」などが描かれている。
当然、神格化してしまっているといっても過言ではない原作「起動戦士ガンダム(ファーストガンダム)」の中身をいじる故に、原作のイメージとのギャップがあるのではないかと気になるかもしれないが、心配は無用。原作のキャラデザインをつとめた作者だからこそ原作の矛盾点をつくことが出来るし、描くのが難しいとされる実在の事件「ノモンハン事件」を題材にした「虹色のトロツキー」をはじめとして独自の解釈を絡めながら歴史ものも数多く手がけ、出来が良い。その点からみても原作のイメージを壊すことなく、安心して読め、尚且つ納得のできる内容となっている。

しかしながら、ファーストガンダム好きには原作を補完する意味でも、新たなガンダムが読める意味でも満足のいくものであるが、全くファーストガンダムをみたことのない方にはさらりと読むのはやや厳しい(決して楽しめないわけではない)。読まれる際には映画3部作だけでも良いので一度視聴してから読むとさらに理解が深まり楽しめると思う。

(´∀`)しかし安彦氏の描く漫画はちょっと古臭い感じがするけど構図がすばらしいっていつも関心します。



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