しおんの王
漫画データ
「たった一局でもな…棋譜は永久に残るんだよ」
「しおんの王」
原作・画:かとりまさる・安藤慈朗/連載期間:2004年〜
掲載誌:月刊アフタヌーン / 単行本巻数:6巻(連載中)
ジャンル:ギャンブル・サスペンス
(ストーリー)3 (絵)4 (キャラクター)5 (テーマ性)3 (関連・影響)3
アニメあり
個人的おすすめ度 ★★★+
あらすじ・概要
何者かに両親を殺害され、ショックで事件の記憶をなくすとともに言葉もなくしてしまった主人公「安岡紫音」。事件から8年後、将棋棋士の安岡のもとに引き取られた「紫音」は養父の影響からその才能を開花させ、将棋の世界に足を踏み入れるのだが…
元女流棋士「林葉直子」(ペンネーム「かとりまさる」)が原作をつとめ、アニメ化もなされているギャンブルとサスペンスの要素を盛り込んだ話題作。
感想
( ´ー`) 主人公がかわいすぎる
いきなり「主人公がかわいすぎる」で感想を書きはじめるのもなんだかなぁと思うが、、、
絵がかなりお気に入りなのもあるし、普段はかよわいが、勝負になると真剣になったり、懸命に困難を乗り越えようとする姿はみていて頑張れと思わず言ってしまいそうになるどこかほっとけない…そんなキャラ設定がgoodだと思う。
と完全にキャラに萌えてますよという文章になってますが
内容もなかなかのもの。
話の流れは紫音の両親が殺害された事件の真相を主軸に棋士となった紫音とライバルたちとの勝負とその成長を中心に展開していくというサスペンス+将棋という珍しいストーリー構成。
主人公が棋士なので当然将棋でいろいろなライバルと勝負していくことになるのだが、原作者が棋士だったということもあって勝負を決める1手など本格的に将棋が描かれている。1手なども本格的。棋譜がついていてちゃんと解説してくれているのは正直うれしい。
そして主軸となる事件の謎もその鍵をにぎるだろう相手からの電話、わずかに蘇ってくる記憶など少しずつだが明らかになっていっている。これからの展開にも目が離せなくなっていて先が楽しみ。
ただ、一点物申すとすれば…
同じ将棋漫画で現在連載中の「ハチワンダイバー」やにくいセリフ満載の「月下の棋士」などに比べると、サスペンス要素が加わっているためしかたないかもしれないが、対局時の緊張感や凄味、迫力が若干不足しているように思える。将棋を主人公の成長を描くためだけの手段として描かれてしまっていると感じてしまうところがあるのは残念なところ。
ともかく、これからの展開で今後大きく評価が変わりそうなそんな作品。将棋を知らなくても十分読めますので興味があれば是非。
<キャラ紹介>
「安岡紫音」主人公。事件によって言葉を失ったため基本的に人と会話するときは筆談。
ほっとけない存在そんなキャラ。現在14歳になって年下の男の子と対決する際、お姉さんぶる姿はかわいい。
左「二階堂沙織」
財閥の令嬢で容姿端麗。尚且つ名人の羽仁真が兄弟弟子。紫音や斉藤との出会いによって自分の将棋に足りないものを悟り、もっと強くなりたいと将棋に励む。
右「斉藤歩」
母の入院費を稼ぐために金のために棋士をする。はじめこそ金を稼ぐためと割りきり勝負に徹していたが、あるきっかけから本気で将棋を指すことを心に決める。

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