プラネテス
アニメデータ
『独りで生きて死んでなんで満足できるんですか。宇宙は独りじゃ広すぎるのに』
「プラネテス」 2003年10月〜2004年4月(全26話)
監督:谷口悟朗 / 構成:大河内一楼 / 原作:幸村誠
cast:田中一成・雪野五月・子安武人・折笠愛
アニメーション制作:サンライズ
公式HP:アニメ版公式サイト(ストーリー) 5 (キャスト) 5 (音楽) 5 (絵) 3 (テーマ性) 5
原作との違和感…ややある 関連…コミック(原作)、ドラマCD
個人的おすすめ度 ★★★★★
あらすじ・概要
時は西暦2075年。人類は新たな資源獲得のため宇宙への開発を推し進め月面都市や巨大ステーションの建設を実現していた。主人公の星野八郎太(ハチマキ)は宇宙に打ち捨てられたデブリ(宇宙ゴミ)を回収するサラリーマン。自分の宇宙船を買い、自由に宇宙を飛び回る夢を抱いているが…
個性的なキャラクターを絡めながら、宇宙とは?自分とは?愛とは?家族とは?ハチマキの心の葛藤とその成長を描くヒューマンドラマ。星雲賞メディア部門を受賞。コミック(原作)も同星雲賞コミック部門を受賞しており、W受賞は「風の谷のナウシカ」以来。
感想
( ´▽`) キャラ良し、BGM良し、そしてストーリー良しと文句のつけようがない
私、宇宙ものが好きで結構宇宙を題材にしたアニメや漫画、映画問わずを見てきたんですがその中でもピカイチなのがこの作品。正直感動させられました。
リアルさが光る
宇宙ものというと割りと戦闘とか格好良さなどを中心に描く場合が多く、日常をくわしく描くことは少ないのですが、この作品はなんせ主人公が宇宙のゴミ拾いをする仕事をしていることからもわかりますが、宇宙飛行士はオムツをはくのが常識だとか、長旅になるときはエロ本を持っていかないといけないとか…結構生活のにおいを感じ取らせてくれます。ここが良い。
ストーリーが良い
作品は全26話。どの話もヒューマンドラマ要素満載で数々の名シーン・名セリフが思い起こされます。そんなかんでなによりすばらしいのが、ストーリー構成。物語の前半部分は主人公のみならずその周辺のキャラクターをクローズアップした作り。後半になって主人公の心の葛藤中心の話にうつっていきます。その効果はかなり高く、前半でキャラクターに対して愛着をもてましたし、壮大な伏線をはることにも成功しています。その伏線が結末にすべて結びついていくのはみていて爽快感すら与えてくれました。また結末も各キャラクターごとに与えられていて抜群の出来だったと思います。感動して目が潤んでしまいました…
壮大なテーマ
若干ネタバレにはなりますが、後半になると主人公は自分の将来の夢をかなえていくために「人とはなにか?自分とはなにか?」「愛とは?」「宇宙とは?」といったものに葛藤します。哲学的領域ともいえるのですが、主人公がその答えを見つけるまでの苦悩、そして普遍的なものといえるけれども導いた結論も納得のいくものになっていました。
(´▽`)なんかベタぼめになってしまったが…
本当に良い作品です。アニメと原作では違いはありますがコミックもおすすめなので是非あわせてみてみてください。
<余談>
キャラクターも制作者の愛が感じ取れるほど個性的な面々がそろっている。
特に印象的で好きなキャラをご紹介
(´ー`)やっぱり月生まれの月育ちの「ノノ」。彼女には特定の偏った思想や国という概念はありません。ハキムと対話をする最後のシーンはこの作品を象徴するようなシーンでした。
あとは…
(´д`)利己主義を絵に描いたような科学者ロックスミス。科学こそ真理というスタンスはある意味圧倒的。故に自分の設計ミスで人が死んで答えた会見で「次は失敗しません。ご期待ください」と言ってのけてしまえます…
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