三国志

漫画データ
「われら生まれた日は違えども、死す時は同じ日、同じ時を願わん」
三国志 (1)

「三国志」

原作・画:横山光輝(原作は基本的に吉川英治)
掲載期間:1971年〜1986年/掲載誌:希望の友・少年ワールド・コミックトム
単行本巻数:60巻(愛蔵版30巻)/ジャンル:歴史



 (ストーリー)5 (絵)3 (キャラクター)4 (テーマ性)3 (関連・影響)5
 TVアニメあり 
 個人的おすすめ度  ★★★★+

あらすじ・概要
広大な中国大陸、様々な王朝がうまれては消えていった。時の王朝「後漢」もまた、黄巾賊の反乱によりその力を失いつつあった。そんな時代のなか、やがて天下に名を馳せることになる3人の青年が民を救うため、理想の世界をつくるため義兄弟の契りを結ぶ。この物語の主人公、人徳の人「劉備」、忠義の人「関羽」、豪傑「張飛」である。彼らは世を乱す黄巾賊を討伐するために義勇軍を結成するのだが…
吉川英治の小説「三国志」を独自の解釈で描き、日本に三国志を根付かした作品のひとつ。
1991年、この作品により日本漫画家協会賞優秀賞を受賞した。

感想
( ´∀`) 日本に生まれて良かった

なんでかって、それはこの「三国志」が読めるから…
私がこの作品に出会ったのは小学生の頃、漫画ばっかり読んでる私を見かねて母親が教養をつけるために買ってきたのがきっかけ(漫画買ってくる親も親だが…)
当時、北斗の拳やら聖闘士星矢やら華のある漫画があるなかで華のない絵。
正直はじめは手が伸びませんでしたが…
読み始めると
(・∀・)おもしろいではないか!?
実に明快、爽快。夢中になって、お年玉もつぎ込んで買い集めました。

この作品の良さはなによりもわかりやすいことに尽きると思います。
まず、コマ割り・絵がわかりやすい。キャラクターをみてみても、このキャラは頭がいい・悪い、戦わせると強い・弱い、どちらの方が強いなど、実に白黒はっきりと描かれる
また、深い心理状況やややこしい描写がないのでたんたんと考えることなく話の流れにのることができてしまう。
そしてなによりすごいのは歴史物の漫画は結局打ち切りになってしまって消化不良で終わってしまいがちだが、きっちり蜀滅亡までを描ききったところ。あとがきにもその苦労は書かれていて、いくら賞賛してもしきれないくらいです。

まぁなにはともあれ、間違いなく私のなかで三国志といえばこの横山光輝の三国志ですし、私の歴史好きの原点である作品です。三国志をもっと知りたいといろんな本を読みましたが、どうしても頭に思い浮かぶのはこの漫画キャラの顔です。

単調であるがゆえにわかりやすく、頭に入っていきやすいそれが横山光輝の三国志
読者にとって面白いものは何か追求した氏であるからこそ生まれた作品だと思います。
コミックで60巻ですが、時間をかけても読む価値はあり。決して損はしません。

<余談>
(´ー`)ベタだが一番好きなキャラはやっぱり
諸葛孔明。20巻以降彼を中心に話が展開していきます。
こうめい



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