キノの旅
アニメデータ
「世界は美しくなんか無い。そしてそれ故に美しい 」
「キノの旅 the Beautiful world」
監督:中村隆太郎/脚本:村井さだゆき/原作:時雨沢恵一
cast:前田愛/相ヶ瀬龍史/能登麻美子/入江崇史
製作:/ 『キノの旅』製作委員会 2003年4月〜7月(全13話)
原作→ライトノベル 映画(アニメ)あり、ゲーム(PS2)あり
公式HP:http://www.kinonotabi.com/top.html
(ストーリー)5(キャスト)2(音楽)3(絵)3(原作との違和感)不明(テーマ性)5
総合おすすめ度 ★★★★
あらすじ・概要
キノは旅人。世界には文化の異なる国が様々存在しており、相棒エルメス(モトラドと呼ばれる二輪車)とともに、1つの国に3日しかいないというルールを課して、国から国を旅をしている。様々な価値観を持つ人々とキノとの交流を描くファンタジー。原作はライトノベルをアニメ化したもので、アニメのみならずゲーム化、映画化もされている人気作品。
感想
( ゜ー゜) 大人の童話
「キノの旅」はライトノベルで人気を博していると噂には聞いていましたがどうも手がのびなかった作品でした。しかし友人のすすめでTVアニメになっているということを聞いて観てみました。結果、キノと旅をしているような感覚になりとても面白い作品でした。
ライトノベルは読んでませんのであくまでアニメの感想となりますが
この作品の魅力はなんといっても
キノが訪れる国々の文化や出会う人々の価値観の違いが楽しめる点。
例えば、
「大昔からの予言の書を皆が信じていて明日世界が滅びると思い込んでいる国」
「本を書くことが禁じられている国」
などが登場しますが、一見すると馬鹿げた印象を受ける。しかし、その国の住民はそれが当たり前だと思っており、なぜそうなったのが作中で語られていく。それが面白い。
基本的には1話完結なので次々とこのような異なった価値観をもつ人々が出てきます。
結果、次はどんな人がどんな国がと興味をそそりどんどん観続けてしまいます。
また、キノは常に旅人であるという理由から、人々に干渉せず傍観者の視点で人々を見続けます。それゆえに視聴者も同じく傍観者の立場にたって見ることができ、自分たちの価値観と画面の人間たちの価値観のギャップの違いを楽しむことができます。
そして、もうひとつの魅力は
主人公のキノが謎キャラであること
キノが「なぜ旅をしているのか?」「出生は?」などといったキノに関することははじめの内は語られません。話を負うごとに断片的に明らかになっていくのですが…
それが知りたくてついつい観てしまいます。
(´д`)なんせ性別も謎ですから
とうだうだながら語りましたが…
残念ながら小説は読んでいませんので原作の違和感などはよくわかりません。
ただ、各話ともに現代社会における風刺ともとらえられる部分が多々あって、純粋に話を楽しむだけでなく、結構考えさせられる作品でもありました(大人の童話アニメといったところでしょうか)
機会があれば是非見ていただきたい作品だと思います。

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