寄生獣
漫画データ
「シンイチ、…悪魔というのを本で調べたが… 一番それに近い生物はやはり人間だと思うぞ…」
原作・画:岩明均/掲載期間:1990年〜1995年/掲載誌:月刊アフタヌーン
単行本巻数:10巻(完結)/ジャンル:SF
(ストーリー)5 (絵)2 (キャラクター)3 (テーマ性)5 (関連・影響)4
総合おすすめ度 ★★★★★
あらすじ・概要
ある夜、謎の生物が世界に降り注ぐ。その生物は主に人の脳を乗っ取り、人を捕食する本能を持ち合わせており、また同時に乗っ取った体は高い戦闘能力を有した。各地で凄惨な事件が報道されるなか、主人公の泉新一(高校生)はひょんなことからその生物を右手に寄生させてしまう。やがてエスカレートしていく寄生生物の事件を目の当たりにした新一は寄生生物を倒すべく、ミギーと名づけた右手に宿した寄生生物とともに寄生生物に戦いを挑んでいくのだが…異生物ミギーとの奇妙な交流を通じて少年の心の葛藤と成長を描いた秀作。
「星雲賞コミック部門」「講談社漫画賞一般漫画部門」を受賞した。
感想
( ´∀`)ノ まさに名作中の名作!
私が「岩明均」という漫画家の大ファンとなったきっかけになった漫画です。
この寄生獣という作品には
「人の存在」「人と他の生物との共生」と普遍的だがやや重いテーマを掲げている。
ただ、このテーマにも関わらずさらりと読めてしまうのは
岩明均という漫画家の非凡なストーリー構成力、演出力がなせる業なのだと思う。ストーリーはたんたんと描きながらも、全く飽きさせることないし、また読者をはっと思わせるような奇抜な絵や台詞まわし(犬の形をした肉…とか)で目をひかせる。技法の点でも伏線、コマ割・コマのはこびなど計算されつくしていて無駄な点がほとんどない。
とベタボメしているんだが…この漫画をひとつ遠ざけてしまっている点がある。
それは「絵」。
(;´д`)なんせグロテスクな表現は多いし、決して綺麗な絵とはいいづらい。
女性には若干すすめづらい漫画でもある。
ただ、これもグロテスクといってもストーリー上仕方のない演出(無理に怖がらそうとかしてない)だし、絵も慣れると「ミギー」が愛しく思えてしまうほど…
(´д`)漫画も人もビジュアルじゃなくて中身なんだー!
と、心の叫びに免じて是非読んでみてください。
(余談)
この寄生獣、かの有名な「ターミネーター2」のT1000の造形に影響を与えたのではないかと言われています。また、寄生獣自体も物語の設定が「デビルマン」に似ている点が多々あります(作者はデビルマンのトリビュート作品に参加している)。
デビルマンがなければ寄生獣は生まれなかったかもしれないし、寄生獣がなければターミネーター2ができなかったかもしれないと思うとなんか感慨深くなる今日このごろです。

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コメント
がーすーさんへ
ひさしぶり。元気?
ちなみにヒストリエも大好きです。
岩明均の歴史漫画は天下一品やとおもうとります。
岩明均の描く「凍りついたような表情」は一級品だと思うのですけど。
よくシンイチがやってたような・・・
やっぱり寄生獣は岩明均じゃないとダメだと思いますね。
ミーナさんへ
えらそうですが…画力は高い人だと感じます。でも絵にあまり重きをおいていないんですよね。なんとなく…
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ミギー大好きです笑
最近はヒストリエにはまってます!