さとすのレビュー白書 

おすすめアニメ・おすすめ漫画を評価別に紹介します

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深夜アニメ視聴率トップ!ノイタミナは何故視聴率が高いのか? 

おすすめアニメ・おすすめマンガのレビュー、批評「さとすのレビュー白書」 2 
『東京マグニチュード8.0』"ノイタミナ"史上最高の第1話視聴率でスタート

先日放送された「東京マグニチュード8.0」の初回視聴率がフジテレビ系列深夜アニメ枠「ノイタミナ」で歴代1位という記事。

ノイタミナ」というとフジテレビ系列深夜アニメ枠の名称。
2005年「ハチミツとクローバー」からはじまって「東京マグニチュード8.0」で早16タイトル目。着実に話題を集め、深夜アニメ枠としては異常に高い視聴率をマークし続けている。(けいおんが1パーセント前後)。

ではそもそもなぜノイタミナは視聴率が高いのか?

理由はターゲットを普段アニメをみない人、とりわけ女性に向けられ、それに向けての戦略がきっちり練られている点があげられる。
少女マンガ原作を土壌としながらも、癒し系キャラの登場する「もやしもん」はたまた本来おどろおどろしいホラーをスタイリッシュな映像で提供したりと徹している。

また、ドラマが大ヒットした「のだめカンタービレ」はそのドラマと連動させ、「墓場鬼太郎」に関しては子供向けに制作された「ゲゲゲの鬼太郎第5シーズン」と放送時期をかぶらせるなど 話題作りや相乗効果を狙うメディアミックスも見逃せない。

ともかく、
日本人は男女問わず、幼少期には多くの方がアニメを視聴していたと土壌があるわけで、深夜アニメでその潜在的顧客を開拓しようとした試みと結果を出してきたのは素晴らしい。
その他の深夜アニメも悪くはないが、今後も大人が楽しめる深夜アニメ枠として末永く続いてもらいたいと思う今日この頃である。

(参考)
(アニメ感想)「のだめカンタービレ」レビュー
(アニメ感想)「墓場鬼太郎」レビュー  
(アニメ感想)「もやしもん」レビュー  
(アニメ感想)「東のエデン」レビュー

ノイタミナ放映作品

放映年

タイトル

平均
視聴率

原作

2005

ハチミツとクローバー

3.0

少女マンガ

2005

Paradise Kiss

3.2

少女マンガ

2006

〜ayakashi

3.5

古典

2006

獣王星

3.5

少女マンガ

2006

ハチミツとクローバーII

3.3

少女マンガ

2006

働きマン

4.0

少女マンガ

2007

のだめカンタービレ

4.4

青年マンガ

2007

モノノ怪

3.5

古典

2007

もやしもん

4.6

青年マンガ

2008

墓場鬼太郎

4.8

貸本

2008

図書館戦争

3.5

小説

2008

西洋骨董洋菓子店 〜アンティーク〜

3.5

少女マンガ

2008

のだめカンタービレ 巴里編

4.6

少女マンガ

2009

源氏物語千年紀 Genji

3.3

古典

2009

東のエデン

4.6

オリジナル

2009

東京マグニチュード8.0

 

オリジナル

※平均視聴率は推定(さとす調べ)


ノイタミナ原作 

【追記】
この「東京マグニチュード8.0」遅ればせながら1話を試聴したが首都圏大地震をモチーフに家族の大切さ、危機管理を訴えかける内容でテーマ性、クオリティ高く、期待がもてそうであることも追記しておきたい。

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( 2009/07/20 01:13 ) Category マンガ批評・アニメ批評 | TB(0) | CM(0)

後世に伝えたい漫画はありますか?-オリコン「後世に伝えたい漫画アンケート」を振り返って 

 

おすすめアニメ・おすすめマンガのレビュー、批評「さとすのレビュー白書」 2  後世に伝えたい漫画、1位は『SLAM DUNK』

オリコンで「後世に伝えたい漫画」をテーマに
10代20代30代のそれぞれ男女150名ずつ計900名にアンケートをとった結果が発表された。
 
結果はこちら
 

スラムダンク (31) (ジャンプ・コミックス)スラムダンク『あれから10日後-』完全版

結果をみていただければわかるが
最近では、廃校となる学校の黒板に描かれた「あれから10日後」が書籍化されたことが記憶に新しい「スラムダンク」が並みいる作品を押さえて第1位という結果。
いまだに根強い人気を誇っているのがよくわかる。

人気のワケは今更言うまでもないが、
オノマトペに頼らない絵の上手さ、パワー
男女問わず好感が持てる熱い+格好良いキャラクターもさることながら
また、ジャンプらしからぬ”潔い終わらせ方”がある意味、伝説化に拍車をかけているようにも思える。

さて、話はランキングに移すと…
いつもこの手のランキングをみると思うことがある。
それは結局アニメやドラマの影響がモロに影響しているのではないかという点で、純粋に漫画だけの評価かというと何とも疑わしく感じるのである。

タイトル

巻数

放送期間

SLAM DUNK(スラムダンク)

31

26か月

ONE PIECE(ワンピース)

54巻☆

9年9か月☆

ドラゴンボール

42

1110か月☆

ドラえもん

45

307か月☆

サザエさん

68

399か月☆

名探偵コナン

64巻☆

136か月☆

こちら葛飾区亀有公園前派出所

164巻☆

86か月

ちびまる子ちゃん

16巻☆

172か月☆

鋼の錬金術師

22巻☆

13か月☆

花より男子

37

1

※放送期間は2009725日現在、☆は現在マンガ連載中、アニメ放送中を指す


表にまとめてみると一目瞭然だが
やはりと言うべきか
10
代~30代いずれも目にしている長期アニメ放送組が軒を連ねている。
サザエさんに至ってはいかにも漫画とアニメを混同して答えたのではないか?と思ってしまうほどである。
まぁ、いずれの作品も名作であることは疑いようもないので、目くじらたてるほどのことではないがもっと「あーこれが入るかー」という意外性を期待してしまう自分がいる今日この頃である。

( 2009/07/24 10:33 ) Category マンガ批評・アニメ批評 | TB(0) | CM(0)

あなたは日本の核武装に賛成ですか? 

  

Yahoo!News (8/4)
英語版はだしのゲンが完成。オバマ大統領にも贈呈、核廃絶に期待。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090804-00000083-jij-soci

 
はだしのゲンの英語版がアメリカで出版されたという記事を目にした。漫画は直接的に視覚に訴えかける。今更ながらに原爆が齎した災厄に衝撃を受けたアメリカ人も多いとのことだ。

「はだしのゲン」は作者である中沢啓治氏自身の体験を元に、主人公ゲンが原爆で家族を失いながらもたくましく生きる姿を描いたものだ。

私自身の話をすれば学校の図書館にあったこともあり、生まれてはじめて原爆というものを深く知ることになった作品で、そのオブラートに包み込まない(それでも包んでいるのかもしれないが)直接的な表現に衝撃を受けたことは今でも記憶に残っている。

はだしのゲン (1) (中公文庫―コミック版)

一方で、原爆を題材としたマンガのなかでこの「はだしのゲン」は代表作であることは紛うことはないが、原爆を通して、命の尊さそして力強さが描かれた新たな作品も生み出されている。
こうの史代氏作の「夕凪の街 桜の国」もそのひとつ。被爆者、被爆二世、二人の視点から日常のなかに潜み続ける原爆の恐怖、そしてそれに向き合っていく姿を描いた秀作である。 

 夕凪の街桜の国

多くの
人々の命を奪い、今なお奪い続けている原子爆弾が広島、長崎に投下されてから64年が過ぎ、体験者の数減り続ける一方で、私も含め戦争を体験したことのない人の方が圧倒的に多くなった現在。
日本も核武装すべきだ、いや核兵器はだめだそんな議論がなされるなかで言いたいことがあるとするとひとつ。「深く考えずに安易に口にするな」と言うこと。

「はだしのゲン」しかり「夕凪の街 桜の国」しかり 様々なものを読んだり見たり聞いたりし、じっくり考えた上で発言してもらいたいと感じるのである。




 

( 2009/08/10 20:04 ) Category マンガ批評・アニメ批評 | TB(0) | CM(0)
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