さとすのレビュー白書 

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日本マンガ史に残る傑作『三国志』のレビュー(感想) 

    

われら生まれた日は違えども、死す時は同じ日、同じ時を願わん

 三国志 第1巻 (1)

『 三国志 』

原作・画

横山光輝

掲載誌

希望の友、少年ワールド、コミックトム

単行本巻数

(連載年)

60巻 文庫は30巻

197186

その他の代表作

「鉄人28号」「伊賀の影丸」

 

「バビル2世」「魔法使いサリー」

主な受賞歴

日本漫画家協会賞優秀賞(三国志)

 

感想

yuyuyuyuyuyuyuyuy.gif 日本マンガ史上最高の歴史漫画

私とこの作品との出会いは小学生のとき。マンガばかり読んで見るに見かねた母親が教養をつけるためと買ってきたのがはじまりだ(どんな親だ)。当時でも古臭い印象があったため、あっさり手が伸びたとはいえないが読み始めると実に面白い。夢中になって読んだのを覚えている。(これがきっかけで歴史好きになったことを考えると母親の目論みは成功したといえるが。)


本作は現在から1800年前の中国を舞台に、滅亡の危機に瀕していた時の王朝「後漢」を助けるべく立ち上がった人徳の人「劉備」、忠義の人「関羽」、豪傑「張飛」が義兄弟の契りを結んでから、彼らが礎を築き建国した「蜀」の滅亡までを描いた歴史漫画である。

主に羅漢中の「三国志演義」、また吉川英治の小説「三国志」をベースに描いたとされるが、1971年、日中が国交回復をしていないなか描き始め、話途中で終わらせることなく連載誌を変え、最後まで描き切ったのは圧巻の一言である。

 

また、日本に「三国志」を根付かせた作品のひとつと言われて久しい本作が、人気を博し、長年愛され続けている理由はその「わかりやすさ」にある。きれいに区切られたコマ割」「無駄を省いた簡潔な絵、多様なキャラクターの描き分け」「そして深い心理描写を描くことなくいい意味でたんたんとストーリーを紡ぎだした」点などがあげられ、とにかく視覚的にも、物語的にもわかりやすい。

単調であるがゆえにわかりやすく、頭に入っていきやすい

それが横山光輝の三国志なのである 

 ともかく、読者にとって面白いものとは何かを追求し続けた氏だからこそ生み得たこの作品。映画「レッドクリフ」をより楽しみたい方や三国志をこれから勉強してみたいという方には是非おすすめである。

 

 

 

評価とたまに理由

 

 

ストーリー

キャラクター

総合評価

S

影響度

演出

その他

その他…熱中度、万人お勧め度高し

 

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涙が溢れた『夕凪の街 桜の国』のレビュー(感想) 

『 生きとってくれて ありがとうな 』

 夕凪の街桜の国

『 夕凪の街 桜の国 』

作者

こうの史代

掲載誌

漫画アクション等(双葉社)

単行本巻数(発刊年)

1巻 (2004)

その他の作品

「長い道」「さんさん録」
「ぴっぴら帳」

 

 

 

 

あらすじ・概要


 

運命の日、昭和20年8月6日から10年。生き延びた皆実は被爆者であるというだけで、生きていることに罪悪感を感じていた。そんななか過去を断ち切り、小さな幸せをつかもうとするが…ヒロシマを舞台に被爆して生き延びたひとりの女性とその実弟、実弟の娘と世代に渡って紡がれる物語。2004年に手塚治虫文化賞、文化庁メディア芸術大賞をW受賞、2007年には映画化もなされた秀作。

感想

  yuyuyuyuyuyuyuyuy.gif
これほど心を揺さぶられたのはいつぐらい前だったろうか?


漫画アクションに掲載され、書き下ろしを含めた単行本が2004年に出版されるやいなや、瞬く間に話題を呼んだ「夕凪の街 桜の国」。
それは、“直接原爆に被爆した女性“”その女性の姪にあたる被爆二世の女性“の視点から、原爆をテーマにその呪縛と解放を描いた物語である。

本作を語ることは実に難しい。
読者によって様々な感情が喚起されるからだ。
しかし、あえて語ると

原爆投下直後の凄惨な様子をクローズアップするのではなく、普通の家族を通して後々に日常に影を落とすこととなる原爆の凄惨さを描き切った。つまり被爆者(被爆二世)であることの負い目、原爆症、言われなき差別といった真綿で首を締め付けられるような苦悩を静かに、しかしずっしりと伝えてくれている点。そして、何より作者自身の作品にかける想い、わかりやすく読者に”原爆“を語りかけたいという想いが作品から滲み出ている点にあろう。それはわずかに100ページ足らずの分量で、綿密に調べ上げられた背景からも、まるでパズルを組み立てていくような無駄のない、何度も読まれる(読んでほしい)ことを想定したストーリー構成からも見てとれる。


正直に言うと、私自身本作に触れ”悔しさと温かさ”で涙が溢れた。
同時に”生きること”そのものについても考えさせられた作品でもあった。
全く娯楽作品と呼ぶにはかけ離れてはいるが、ともかく多くの人に読んでもらいたいそんな作品である。

評価とたまに理由

 

 

ストーリー

キャラクター

総合評価

S

熱中度

演出

その他

 

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